
ランニングは減量に効果があるでしょうか?
答えはYESでもありNOでもあり、ダイエットの目標によっては良いともいえるし、悪いともいえるという結論です。私の場合、ランニングはダイエット初期に取り入れましたが、今は行っていません。
まず、ダイエットを始めてすぐの場合は、体脂肪が多い場合が多いので、体脂肪を早く減らすことができます。
私の場合、ダイエットを始めてから40日間ほど毎日欠かさず、5㎞~10kmを走っていました。
初めの数日は体が重いのでつらいですが、徐々に体が慣れると楽しくなってきます。ペースもどんどん上がり、1kmを4分ほどで走れるようになりました。
私がランニングを40日でやめた理由は、体脂肪・体重の減少が停滞したからです。
これは、ホメオスタシスといって、人間の体が急激な体の変化を避けるようにできているからです。
ホメオスタシスを打ち破って、ランニングでさらに体重と体脂肪を減らすことは可能ですが、その場合、筋肉はどんどん細くなってしまします。
なぜなら、ランニングは有酸素運動であり、有酸素運動は糖新生といって、筋肉からグリコーゲンを作る生理現象を起こすので、筋肉の減少につながりやすいのです。
人間の体はよくできています。長距離ランナーに筋肉隆々の人がいないのは、筋肉が重く、長距離ランニングにとって不利だからです。体は、長距離ランニングを続けていると、自然とそういう体系に変わっていくのです。
私の場合、いわゆる「細マッチョ」体形が目標でしたので、40日でランニングはストップし、フィットネスの軸を筋トレ+ウォーキングに切り替えました。